5Gスモールセル、2031年までに4500万局設置へ

5Gスモールセル、2031年までに4500万局設置へ

5Gスモールセル、2031年までに4500万局設置へ
長年待望の5Gがついに登場しました。5Gは、モバイル利用者のネットワーク体験を大幅に向上させるだけのものではありません。もっと重要なのが、あらゆる業界にデジタル化をもたらし、社会に革命を起こすものでもあるということです。しかしこのビジョンは、スモールセルの整備なしに実現されることはありません。
 
IDTechExが最近リリースした 調査レポート「5G スモールセル 2021-2031年: 技術、市場、見通し」では、急速に成長しているスモールセル市場の主要な技術的・産業的要因を詳しく解説しています。

なぜスモールセルが5G時代に重要な役割を果たすのでしょうか?

5Gはサブ6GHz(3~7 GHz)とミリ波(24~48 GHz)という2つの新しい周波数帯を利用するため、旧世代のモバイルネットワークと比べてはるかに広帯域、低遅延、高信頼通信が可能で、さらに多数同時接続も実現できます。5Gの利点は、モバイル利用者のネットワークの成長を加速させるだけでなく、自動車、エンターテインメント、コンピューティング、製造などの業界に革命を起こす大きな可能性をも秘めていることです。
 
しかし、これらの利点を十分に享受できるようになるまでに、克服すべき課題が多数あります。主な課題の一つが高周波信号の信号減衰です。5Gでは、信号の伝搬距離が3Gや4Gなどの旧世代セルラーネットワークと比較してはるかに短いのです。この大きな課題への対処法としてスモールセルが提案されています。スモールセル基地局の増設により超高密度ネットワークを作り出せれば、マクロネットワークの補完ができ、データ容量の増加につながるため、これが5Gにおける重要な鍵と言えます。
 
スモールセルは、出力の違いによりフェムトセル、ピコセル、マイクロセルという3つの種類に分けられます。マクロ基地局に比べてどれも小型であるため、スモールセルの材料選定と全体的な技術トレンドは、マクロインフラのそれとは異なります。
 
5G スモールセル技術ベンチマーク  Source: IDTechEx 「5G スモールセル 2021-2031年: 技術、市場、見通し」

5Gスモールセルは、社会をつくり変えるIoE (Intelligence of Everything:すべての知能がつながる)を実現します

2021年半ば時点では、5Gの商用利用のほとんどがモバイルブロードバンドの強化、つまり5Gマクロ基地局の設置を通じてモバイル機器の利用者に大容量ネットワークを提供することに依然として焦点が当てられています。しかし、インダストリー4.0、セルラーV2X(Cellular Vehicle to Everything)、新しいエンターテインメント体験、スマートシティなどの新しいユースケースに、真のイノベーションが起こりつつあり、そこに大きな潜在力を持つ市場が横たわっているのです。5Gスモールセルは、これらの業界が完全にデジタル化され、その潜在能力が発揮されるのを後押しする重要な役割を果たします。
 
5G small cells deployment scenarios and use cases. Source: 「5G スモールセル 2021-2031年: 技術、市場、見通し」

5Gスモールセルの市場分析。目の前に待ち受ける大きな市場の可能性

IDTechExの新しい調査レポート「5G スモールセル 2021-2031年: 技術、市場、見通し」では、5Gスモールセルの全体数が2031年までに4500万個に達すると予測しています。
 
この予測は、一次データと二次データの詳細な分析をベースに、市場の推進要因、制約条件、有力企業の活動などをていねいに考察しています。分析においては、次に挙げる変動要素が予測期間中にどのように進化するのかを考慮に入れています。
(1) 5つの地域におけるサブ6GHzとミリ波の動向と普及率
(2) ブロードバンドや重要用途向けIoT(モノのインターネット)の成長
(3) 企業や都市、地方、リモート用途向け5Gの展開の可能性
(4) 各シナリオにおける各種スモールセルの利用率
 
このレポートでは、フォーキャストに加えて5Gスモールセル全体のサプライチェーンの包括的な分析および、技術革新や市場ダイナミクスの詳細な評価も組み込まれています。
 
さらに詳しくは、調査レポート 「5G スモールセル 2021-2031年: 技術、市場、見通し」をご参照ください。
 
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