新技術の選択肢の成熟に伴い、ハプティクスにとって重要な一年に

新技術の選択肢の成熟に伴い、ハプティクスにとって重要な一年に

新技術の選択肢の成熟に伴い、ハプティクスにとって重要な一年に
各企業が最高の新型電子デバイスを発売しようと競い合う中で、デバイスが提供する様々な機能やコンポーネントが競合他社との差別化要因となります。こうしたコンポーネントへの投資は、時とともに変化します。特定の年や製品サイクルにおいては、プレイヤーは、自身を抜きんでた存在にすることを可能にするコンポーネントや機能を開発して勝利を収めることで、ひしめき合うその他大勢から差別化することができます。これは、高性能カメラや画像認識処理装置、5Gコネクティビティ、全く新しいディスプレイ装置やインターフェースであるかもしれません。ハプティクスは、これらの中でもあまり脚光を浴びていないものの1つですが、見出しを飾ることはめったになくても、デバイスの使用体験全体に大きく貢献しているのです。ハプティクスに対する投資と開発の取り組みは加速しており、これらキーコンポーネントを支えるアクチュエータ、ドライバー、ソフトウェアを提供するサプライチェーンは、年々速度を上げて発展しています。
 
ハプティクスの市場は、ボリューム的にはスマートフォンが独占しています。しかし、より新しく、より高度なハプティクスが最初に本領を発揮することが多いのは、他の業界や製品においてです。 最先端のハプティクスの中には、軍事用に開発されたものや、ハイエンドの産業機器や最先端の外科手術用ロボットの制御用に開発されたものもあります。ハプティクスは、機械的なボタンの代わりに、より安全で信頼性の高いインターフェースをドライバーに提供するため、触覚を利用した車両インターフェースの開発が進められています。 ハプティクスは、VR、AR、MRにとっても欠かせないものです。なぜなら、ディスプレイや光学部品が視覚の役割を、音声フィードバックが聴覚の役割を担うように、触覚フィードバックが触覚の役割を担うからです。最終的には、スマートフォン以外でおそらく最もよく知られ最も重要な領域は、家庭用ゲーム機の中になるでしょう。プレイヤーの没入感を高めるために、コントローラーにハプティクス技術が活用されるようになります。このことは、ソニーがプレイステーション5用DualSenseコントローラー内のハプティクス技術に対して新たに多額の投資を行ったことにも示されています。
 
新しいハプティクスがいくつかの産業分野の製品に組み込まれつつある中で、2021年はこの業界にとって重要な年となるでしょう。新技術の多くの選択肢が成熟に近づいており、スマートフォンなどの主要市場向けの次世代アクチュエーターの生産が今後1~2年のうちに本格化すると予想されます。新規製品の市場投入により、次世代ハプティクスへの新たな関心が高まり、これらの収益性の高い消費者製品市場おいて、代替品や将来の選択肢となる可能性のある同様の技術への投資の増加が促されます。また、触覚フィードバックに対するユーザーの期待も高まり、工業用途から自動車用インターフェースに至るまでの他のハプティクス市場にも影響が及びます。
 
このようなハプティクス技術への投資は、バリューチェーン全体の発展を促します。様々な業界のエンドユーザーのニーズは、それぞれ異なる役割を担う多様なプレイヤー群によって満たされます。コアコンポーネントメーカーは、最新のコンポーネントの開発を材料サプライヤーと製造工程に依存します。そして、アクチュエータ自体は、そのアクチュエータを駆動するアクチュエータと同様に機能するだけです。そして、あらゆるハードウェアは、触覚効果をデバイス内に組み込むためのドライバーソフトウェアとツールに依存します。その結果として、人間とマシン間のインタラクションの向上というメガトレンドをドライバーとする――ただし、各垂直市場ごとにより具体的なドライバーが存在する――多様性を持つエコシステムが生まれます。
 
過去10年間のハプティクス業界の一般的な傾向 
 
IDTechExのハプティクスに関する最新レポート 「ハプティクス 2021-2031年: 技術、市場および有力企業」 では、この業界は2025年には50億ドル近くの市場規模になると予測しています。このレポートは、この業界を5年以上調査した内容をベースに、バリューチェーン全体からの主要プレーヤーへの30回以上のインタビューを含む広範な一次調査に基づいています。2010年から2020年までの過去の市場データ、2021年から2031年までの市場予測も含んでいます。本レポートは、製品内での触覚フィードバック技術の分野に参入または投資している企業、あるいはその戦略的重要性を検討している企業の皆様にとって重要な指針を提供します。
 
さらに詳しくは、「ハプティクス 2021-2031年: 技術、市場および有力企業」で、ご確認ください。
 
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