2022年の電気自動車(EV)市場 には、何が起こったのか?_IDTechEx Webinar
2022年11月18日
Annick Garrington

IDTechEx アナリストによる『ウェビナー』のご案内です。
今回は『2022年の電気自動車(EV)市場』
今年は電気自動車市場の成長を後押しするような出来事が多く見られました。EUでは内燃機関(ICE)搭載車の販売禁止予定が確認され、中国ではEVの販売台数が年間500万台に迫るなど、記録を更新する勢いです。そして米国は、EVに対する連邦税額控除の見直しを行うとともに、現地化の進んだサプライチェーンを奨励しています。また、直近では、EUが2035年の内燃機関搭載車販売禁止の対象に合成燃料(e-fuel)使用車と小型商用車も含める規制案を発表したほか、テスラのトラック「セミ」の第一弾が12月にペプシに納入されることが報道されるなど、バッテリー式電気自動車が陸上輸送市場の中心を占めることが一層明白になってきています。
こうした堅調な販売台数データを前にすると、サプライチェーンが直面しているハードルのことを忘れてしまいがちです。IDTechExでは、2030年までにはギガファクトリーの現在・将来の生産能力は年間3,600万台のバッテリー式電気自動車の生産に十分に対応できるものになると予測していますが、(www.IDTechEX.com/EVを参照)、もっと上流(特にリチウムバッテリー)の部分に目を向けてみると、不透明感があります。明白になりつつあるのは、車両の航続距離を維持しつつ1台当たりのバッテリー容量を小さくすることが鍵となるということです。考えられる方法は数多くあります。例えば、DC急速充電器の数を増やす、モーターとパワーエレクトロニクスの効率向上を図る、ケーブルと構造材料を軽量化する、太陽電池を搭載する、などが挙げられます。
本ウェビナーでは、IDTechExの プリンシパルテクノロジーアナリスト Luke Gearが、最新の調査をもとに世界の電気自動車市場について解説します。
<開催概要>
開催日時: 2022年11月30日(月)11時もしくは19時から 30分間
開催方法:オンライン
参加費:無料(事前登録制)
当日取り上げる項目(変更になる場合があります)
- 2022年の電気自動車市場: ヨーロッパ、アメリカ、中国
- EVコンポーネントの最新トレンド:パワーエレクトロニクスとモーター
- 大型EVの動向
- 輸送用途での水素燃料電池の導入機会
IDTechExは、電気自動車市場に関する調査レポートを数多く発行しています。一部をご紹介します。
IDTechEx のEV関連の調査レポート
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担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
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