金属積層造形(AM)の後退と発展

金属積層造形(AM)の後退と発展

金属積層造形(AM)の後退と発展
積層造形が幅広い分野で重要な実現技術になることは間違いありません。過去数年間、売上が増加し、注目すべき新規参入者が現れ、投資が大幅に増加し、重要なポートフォリオが拡大しました。しかし、COVID-19のパンデミックにより、その成長は停滞しています。この重要な時期に、IDTechExは、積層造形業界の不可避の後退とその後の発展に関わるすべての要素を評価し、包括的な技術レポート『金属積層造形 2020-2030年』をリリースしました。
 
金属積層造形(AM)は、プロトタイプ、工具、交換部品、そして小規模から大規模の生産工程で使用されています。当初の成功は、容易に想像できるとおり、高価値産業である航空宇宙・防衛、医療・歯科の分野で顕著でした。この先には自動車や石油・ガスなど多くの新興セクターがあり、長期的には明るい未来が見えます。しかし、COVID-19の世界的なパンデミックにより、業界は回復には複数年を必要とし、2020年には大幅な落ち込みが予想されます。
 
既に決定している投資案件や、認証審査、注文などがすべて継続されていることを示す証拠があります。また、製造業者がサプライチェーンの脆弱性に対処したり、積層造形の能力が極めて重要な状況下(人工呼吸器の部品のニーズなど)で実証されてきていることなどを受けて、このパンデミックの間に積層造形が注目を集めるようになるという、将来の可能性を示唆する見方さえあります。現実は、これらの小さな勝利以上にパンデミックの市場への影響は甚大であり、回復はすぐには見込めないでしょう。
詳細については、IDTechExの技術レポートをご覧ください。
 
2020年の第1四半期と第2四半期の大部分で、業界内部とクライアント両方の操業が停止することになり、足元の市場環境は停滞しました。短期から中期の回復はセクターごとに異なり、民間航空セクターの回復が最も遅くなるでしょう。資材需要はより早く回復すると予測されていますが、プリンターの販売において、一時的に停滞していた納入実績全体が回復するのには時間がかかります。IDTechExの予測は、業界での豊富な経験と、業界で最も正確な最新情報を読者に提供するために実施する広範囲に及ぶ直接インタビューをもとにつくられています。
 
The fall and rise of the metal additive manufacturing market. 出展 :『金属積層造形 2020-2030年』
 
今後の10年はどうでしょうか? この停滞が不可避な状況にもかかわらず、この業界では、依然として中長期的な成長が見込まれています。投資の回収が実現するまでには時間がかかりますが、サプライチェーン全体にわたってプリンターメーカー、投資家、積層造形業者がこの市場に対する信頼を失わないことが重要です。高額な値札が付けられた他の新しい(主に)B2B技術と同様に、エンドユーザーがプロセスに確信を持ち、投資を正当化できるだけの付加価値を得るには時間がかかります。粉末床溶融結合プロセス(DMLSとEBM)は、商用化の歴史が最も長いため、導入実績面でもこの技術が中心となっています。ただし、次世代の技術はますます勢いを増しており、今後10年以内に、導入状況はより多様化していくでしょう。
 
新規参入者の一般的な戦術は、競合他社との差別化を図るために自社の技術に対して新語を考案することです。そのいくつかは独自性のあるものですが、ほとんどはバリエーションの乏しい既存のプロセスと同様に独自色を打ち出せていません。IDTechExのレポートでは、 このマーケティング課題に対応するために、中立的なカテゴリー分類を提示します。実際には、速度、価格、精度、サイズ、材料の互換性など、すべてのプロセスで何らかの妥協が必要となります。IDTechExは、これらのプロセスの重要なベンチマーク調査を提供しており、これは市場と最終用途アプリケーションとのギャップを特定するための重要なプロセスです。
 
2030年までには幅広い用途が見込まれ、業界が急速に進んでいるものもあれば、現在のところ不明なものも多くあります。パートナーシップ、戦略的投資、垂直統合が行われていることは、こうした将来の機会に備えて市場が準備していることを示すものです。
 
IDTechExのレポート『金属積層造形 2020-2030年』は、業界の重要な技術的評価を提供し、プリンタプロセス、材料機会、最終用途アプリケーションの詳細な分析と予測を提供しています。
 
また、スタートアップや材料メーカーを含む、50社以上のカンパニープロファイルを提供しています。 これらは、インタビューに重点をおいた調査をもとに作成しています。
 
さらに詳しくは、本レポートの該当ページをご覧ください。『金属積層造形 2020-2030年』
 
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